やらなきゃ→やりたいライフへの未知

なんか幸せになりたい、なんて漠然に思う日々に気づいたことを書き綴ります。あなたに役立つ記事があればお互いラッキー♪

【気づき】悲劇→喜劇

毎日のニュースが報じる多くの悲劇。

YouTubeも動画のタイトルに「悲報」とついた方がアクセス数は伸びます。

 

これは、人類の原始時代から遺伝子に組み込まれた命を脅かすモノからの危険察知能力の為、本能的にはネガティヴな情報を捉えがちとのことで、どうしようもないともされています。

勿論、理不尽な事件に心痛め、改善策や解決策を考えること、行動につながる準備、行動も大切な事ですが、今日、お話したいのは そういった話ではありません。

 

いたずらに局所的視野狭窄で流される悲劇の情報に触れるくらいなら、

自分の身に降りかかった悲劇を、「自分のネタ」として周りの人たちにお話していきませんか

というご提案です。(芸人さんじゃないのでニンマリ笑ってもらえたらラッキー程度の笑いレベルを目指す、悲劇も事件・事故的レベルではない、てのが前提ですが。)

 

話す自分側にしたら、

自身の悲劇を 悲劇のままで終わらせてたら、ただの「不幸せ純度 100%」な経験と その思いだけで終わるのに対し、誰かに聴いてもらって、ほんの少しでも笑ってもらえたら、単純にうれしいし、「あぁ、不幸な体験も使えるじゃん、無駄じゃないじゃん」ってなるし、不幸せ純度も100%→50%(本人比。人によりまちまち。)に軽減されます(笑)。

 

聴かされる方としても、

もともと悲劇は嫌いじゃない、っていう本能からして聞き易いし、本人の悲劇を本人自身がネタにしてるんだから、こちらとしては気兼ねなく笑えるし(笑)、何より、話してくれてる人に対しても好感が持てますよね。「この人は、私に対して警戒しないで信頼してくれている。だってこんなに自分をさらけ出してくれるんだから。」って。

お互いのコミュニケーションもより良くなるし、これってまさにWIN-WINですよね。

 

 

例えば私のネタ(悲劇)を一つ。

 

五年以上前のこと。当時の仕事現場での私の送別会。(私はプロジェクト毎に客先常駐し仕事するITエンジニア。)

お酒が飲めない体質の私、「飲め」と言われた訳でもないのに場の雰囲気を乱すまいっ、と少し飲んでいました。二次会では特に仲のよかった少数で、終電まで場を楽しんでいました。

「やべっ、終電に間に合わないっ!?」

時計を見て慌てて駅までダッシュ!そして何とか無事に終電に間に合ったのでした。。

飲めないお酒も手伝い、ついつい電車内にて うたた寝。。

おっと危ない、最寄駅っ!慌てて駅に降りて乗り越しもなし。。

何とかフラフラ無事に帰宅しました。

。。。えっ!?悲劇は?。

まぁまぁ、そう焦らずに。

翌日の現場最終出社日もしっかり起床、通勤します。昨夜は駆け込んだ駅からゆるりと会社に向かいます。コンビニに寄り、パンとコーヒーをレジに。カバンに手を入れます。

ん?。。。ない。。。

ないっ!ナイッ!無いっ!財布が無いっ!

慌てて焦ってカバンを隅々まで探しますっ!くまなく探しますっ!

が、無いのです、どこにも無いのです!

店員さんに謝って、慌てて店を出て、カバンを広げます。

が、やはり無いのです、私のあの黒い長財布がぁ〜っ!

何年も使い続けたあの財布。。。

免許証・保険証が入ったあの財布。。。

クレジットカード2枚、キャッシュカード3枚が入ってたあの財布。。。

普段は1万円も入れてないのに

次の現場への定期券代と消費税の兼ね合いで価格上がる前に買う予定だったiPad代金、合わせて現金17万円を入れていたあの財布。。。。。

 

うぅ〜ん、書いてても当時の気持ちを振り返ると背筋が凍る思い、まさにホラーですよね(汗)。

その後、駅前の交番に届け、クレカ会社など利用停止の連絡をし、多くの公的証明書の再発行手続きを行い、などなど、大変面倒な作業満載だったのはご察しの通りです。。

振り返れば、

(終電間際というのに(笑))二次会の支払いの時によくある「俺が出す」「私が出す」の不毛な押し問答からの 財布をしっかりとカバンにしまえてないまま、慌てて駅までダッシュした時に落としたのか、

帰り電車内のうたた寝の時に目の前で ちょっと悪そうなお兄さんたちが二人立っててその時に財布をスられたのか、

慌てて最寄駅に下車した時に落としたのか、

はたまた最寄り駅から自宅までのフラフラな道のりで落ちたのか、

財布の無くしどころのポイントがあり過ぎて、後悔のn乗です(号泣)。。

 

どうぞ、笑ってやってください。その方が私の心が浮かばれます(笑)。

世の中、いろんな人がいますねぇ〜。くれぐれも財布は大切に。。

 

とまぁこんな感じで、

相手が(にんまり?じんわり?)笑ってもらえるようにネタっぽく話すことができたら、それこそ不幸中の幸いですよね。

 

悲劇は時間が経過してからでないと話せないモノだし、

事件レベルの悲劇はネタにできないし、

全ての悲しみを話そうよという訳では無いのですが、

自分の胸の内で多少無理すればネタでもイケる、相手も聴いていてそこまで不快じゃない、と思ったら出してしまった方が笑い合えてハッピー。

悲劇をさらけ出す、その一歩さえ踏み出せば、後はいいことだらけ。

 

悲劇がもたらすいいこと、こんなにもあるんですから。経験したら、もうしゃべらずにはいられないですね〜(笑)。

だからといって、「悲劇、ドンと来いっ」とはなりませんが(笑)。