やらなきゃ→やりたいライフへの未知

なんか幸せになりたい、なんて漠然に思う日々に気づいたことを書き綴ります。あなたに役立つ記事があればお互いラッキー♪

【気づき】【本】怒りに身を焦がしたくはない、二の矢は射たない(無「MU」)

。。。まったく(怒)。。。。

 

仕事をしてれば嫌なことがありますよね、本当に。あぁ〜腹立つ!。

心理学者アドラーは「多くの悩みはすべて人間関係である。」と言います。

はい、その通り!

 

仕事にて。

勝手が分からないワタシに対して、後出し・闇雲オーダーしてきて、あげく批判する上司。

色々とワタシが奔走する案件のススメ方に、一緒に組んでるはずの先輩同僚から

すすめ方に指摘・叱責してきます、

自分は手も動かさないくせに、口だけはいっちょ前に動きます。

 

批判された後、数時間が経っても、

もう腹が立って腹が立って苛立ちの炎はメラメラと燃え盛る・・・・

 

もちろん、

人間は感情の生き物ですからね。

感情こそがパワーになり、怒りもまた感情でパワーです。

溢れ出てくるこの怒りに身を任せるのもまた自然なことでしょう。

 

。。。。ただね、

頭の片隅じゃぁ分かってるんです。

このままじゃあ、自分が可哀相だって。。。

 

イメージで例えるなら、この怒りの炎は毒素です。

燃焼時間が長ければ長いほど毒素は身体中をめぐり、

そして、多大なダメージを残していきます。

だからネガティブに囚われた状態は

貴重な自分の人生に、まったくもってよろしくないのだ、と。

 

 

うーん、分かってるんですけどねぇ〜。

じゃぁどうしたら良いのよ、どうすればこの怒りの炎が鎮火するのよ。。。

 

そう救いを求めて、手を伸ばした書籍がこちら。

無(最高の状態)

 

勝手な解釈ですが、この本はタイトルは「無」ながらも

あらゆる「苦」の対処法

だと思います。

 

人は誰でも、生きてりゃ何かしらの「苦しみ」を受けます。

天災や病気、上司・先輩同僚からの叱責や理不尽オーダーなど、

大きいものから小さいものまで様々です。

 

本書では、

この避けられない最初の苦しみを

自分に射られた”1の矢”

とします。

 

誰しも”1の矢”は、 避けようもなく、あらがいようもなく、

受けいれるしかありません。

 

ただ、

実は苦しみを苦しみたらしめているのは、

その後、自分に射られる”2の矢”、”3の矢”であるんだよ、

と本書は言います。

 

どういうことか。

 

ワタシの例で言います。

 

上司に対して

「何だあの言い方はっ!解決策なり助言するのが上司の役割じゃないんかっ!」

と思い返し、苛立っています。

先輩同僚に対して

「口ばっかり野郎かよ、仕事するのにコメンテーターは要らないんだよ。」

と(言えもしないのに)毒づいて、苛立っています。

しかも、思い返しては、その悔しさ(苦しさ)は持続していきます。。

 

最初の悩みがまた別の悩みを呼び込み、同じ悩みが脳内で反復される状態を、心理学では「反芻思考」と呼びます。

 

鈴木祐. 無(最高の状態) (Japanese Edition) (p.37). Kindle 版. 

 

この苦しみ思い返しの反芻思考が

自分に対して、”2の矢”、”3の矢”と、苦しみの矢を射っていたのです。。。。

回数が多ければ多いほど、”4の矢”、”5の矢”、”6の矢”・・・、。。。

 

逆にいうと、

思い返さなければ、"1の矢"止まりだった苦しみを

自分のせいで、

自分に対して、”2の矢”、”3の矢”を射っていたんだよ。。。

と本書は言います。

 

 

苦しみ=痛み×抵抗

私たちが人生で出くわす〝一の矢〟(痛み)は誰にも避けられません。そこに「現実への抵抗」という行為が加わることで、〝二の矢〟(苦しみ)が生まれるわけです。

 

鈴木祐. 無(最高の状態) (Japanese Edition) (p.152). Kindle 版. 

 

そうかぁ。。。

ワタシは現実に対し、抵抗をしていたんですね。

この抵抗が、怒りとなり、怒りの炎に身を焦がしていたんですね。。

 

ただ。。。

「抵抗」しないようにするには、どおすりゃいいのよ。

 

それに対しても鈴木さんは優しく教えてくれます。

 

ならば私たちが取れる対策はひとつしかありません。すなわち、現実に対して積極的に「降伏」するのです。

 

鈴木祐. 無(最高の状態) (Japanese Edition) (p.152). Kindle 版. 

 

「降伏」?。どういうこと?

 

本書で言う〝降伏〟は、あなたが直面している現実を認め、それに正面から向き合うことを意味します

 

鈴木祐. 無(最高の状態) (Japanese Edition) (p.154). Kindle 版. 

 

正面から向き合うのかぁ。。。向き合えるんかなぁ〜。。。

 

いえいえ、本書ではしっかりと対処法を教えてくれます。

が、今回は長くなったのでここまで。

 

詳しくは本書を手にとって是非読んでみてくださいね!

(別途、エントリー予定はあり。)

 

「降伏」の先にきっと、「幸福」がある。。。

そう感じて、降伏のワークをしていこう、

苦しみの”1の矢”は避けられないから、

抵抗の”2の矢”を射たないよう、

事あるごとに読み返そう、

そう思った今日この頃です。