ビジネスの現場、特にIT・システム関係で昔から使われる言葉、
「TOBE」(トゥービー)
要は、そうありたい姿、こうなりたい像。
企業や個人が「ありたい姿」や目指すべき理想的な状態を「TOBE」として明確化することで、
関係者が目指す方向を示し、意思統一しやすくなります。
しかし、なぜこの言葉が存在するのでしょうか?
ワタシが出した答えは
「TOBE」とは「課題があってこそ」の言葉。
そして課題とは結局、”不満”のこと。
というのも
ワタシの職場では会議なんかやってると
TOBE像、
もしくはTOBEとは呼んでなくてもそれ相当の未来像の話をされることが
時折りあります。
語られる内容、あるべき像を聴きながら、
ワタシの頭の中では
絵に描いた餅?いやいや、役に立たないことを言ってる訳じゃない。
デタラメ?いやいや、言ってることは本質的だ。
うーん、で、
何でそんな話になってるんだっけ?と
分かんなくなっていくことがあります。
何でこの人はこうあるべき像を語っているんだろうと。。。
で、そこから察するに、
どうやら本人自身、
何かモヤモヤしているものを抱えていてるのだなと。
そして、そのモヤモヤは把握は出来ていないんだけど、
どうやら現在の状況や課題があるからこそ、不満があるからこそ、語っているのだなと。
だから、
課題・不満があってこそ、TOBE像があるんだと。
なので、
課題に立ち向かい、より良い未来を実現するための行動を促す為にも、まずは現状把握が大切なんだということですね〜。