やらなきゃ→やりたいライフへの未知

なんか幸せになりたい、なんて漠然に思う日々に気づいたことを書き綴ります。あなたに役立つ記事があればお互いラッキー♪

【転職活動記】(06)辞めますと、会社に言ってみた(前編)

カテゴリー「転職活動記」の記事は、極めて私的ログです。

面白みも何も無い可能性があります。

極力読みやすいようには書くつもりなので、

アナタのおヒマな時や気が向いた時にでも読んでいただけたなら、うれしいです。

 

前回( 

【転職活動記】(05)辞めたいと、妻に言ってみた - やらなきゃ→やりたいライフへの未知 

)は、

退職すると決めたワタシのこの時点でやるべきこと4つ

  1. 退職とやりたいこと探しの意向を家族(妻)に説明し協力のお願いをすること※クリア
  2. 退職の意を現場、常駐先、所属する自社に報告すること※次、ココ
  3. 退職の為の事務処理を進めること
  4. やりたいことを見つけること

前回までは 1.家族(妻)の協力をゲットした、というお話でした。

いつもは意見が合わない妻なのに、有り難いことです。

妻の気持ちもしっかりと受け止めて

大きく前進していきたいと思ったワタシでした。

 

さて、今回の実行は

「2.退職の意を現場、常駐先、所属する自社に報告すること」

になります。

が、いつも以上の長文に及びましたので(汗)

この実行について、前編・後編に分割させてもらいますね。(冷や汗)

 

 

では、本編スタートです。

 

と、その前に。(えー、出鼻をくじかれるとはこのことやんっ(笑))

退職するにあたって退職日Xデーをいつにするか、

も考えるべきですが、ワタシの場合は簡単でした。

 

Xデー(退職日)=従事するプロジェクトの契約期間の切れ目+残・有給日数

なので。

 

常駐ビジネスというのは、

常駐先のベンダーから契約期間単位でお仕事します。

1年以上続くプロジェクトであっても、

常駐先のベンダーと下請け企業との契約期間は、

主に3ヶ月単位での契約更新が多いです。

1ヶ月とか 6ヶ月単位というのもプロジェクトによってはありますけどね。

 

意地悪なことを言うつもりはないのですが、

雇うベンダー側として

人件費を安くするべくプロジェクト毎に必要期間に必要な要員を雇う、

というスタイルで進めるのですから、

その契約期間の切れ目でメンバーが離脱する、ということは

プロジェクト運営時のリスクとして承知の上だと思います。

ですので、

私たち常駐エンジニア側にしてみれば

契約の区切りでプロジェクトを去ること自体、

理由が退職だろうとなかろうと何であれ、

自由な権利であるということは、

もっともっと

私たちエンジニアは認識して、そして動いていいのだと思いますね。

 

では本題戻ります。(本題からちょいちょい それ過ぎぃ〜。)

退職の意向を報告すべき相手を整理してみますと

ワタシの場合は、

  1. 常駐先プロジェクトのプロジェクトマネージャー
  2. 所属会社で在籍しているグループの直属の上長
  3. 所属会社のプロジェクトの管理者
  4. 所属会社で在籍しているグループの最高責任者

(報告順番順)

 

。。。ぐぬぬ。。。

よ、4人。。。多い。。。(汗)

4人って多くないすか?(苦笑)

ワタシにとっては、めっちゃ多いなと思いました。

(もっと言えば、ともに働くメンバーたちもそうなんですが、

今回は上位者への報告として割愛します。)

 

で、この報告先四天王(笑)なんですが、

最初の「常駐先プロジェクトのプロジェクトマネージャー」

(以下、「PM」と呼称します。)の方こそ、

一番言い出しづらい相手でした。。

 

というのもこの方とワタシは仲が良いので。。。

このPM、同じ所属会社の人であり、且つ

数少ない昔からよく知る人で、定期的に会食したりする仲だったからです。

 

普通であれば言いやすそうな感がありますよね。

ワタシの場合は考え過ぎなんでしょうね、

前回の妻の時と同様、仲良いからこそ言い出しづらい訳です。

 

だって、

現状、ラクでは決してないこのプロジェクト。

道半ばにして、その方を置いて自分だけが離脱してしまうことの申し訳なさ。。。

PMとしては、

それなりに仕事を任せられるし、色々とグチを話せる相手でもあったワタシが

突如去ってしまうことは、

プロジェクト運営的にも悩ましく頭を抱える事態になってしまう訳ですから。。。

 

とは言え、

もうワタシの心理状態として後には引けない状況でしたし、

早く報告しなければ、(契約更新の最初の月内で。)

むしろ、プロジェクト的なリカバリー策の検討期間にも影響してしまいますし

遅れれば遅れるほど迷惑をかけることになる。。。

そうやって自分にハッパをかけ、

打ち合わせのスケジュールをなんとか取り付けるのでした。

まぁ、ワタシが望んだ日の一週間後でしたけども。。。

 

ワタシ:実は・・・(退職の意向を、その理由などを添えて報告する。)

PM:。。。プロジェクトとしては非常に痛手だけど、

   友人としては(以前からいろんなグチや話を聞いているので)

   なんでまだ辞めてないの?遅いくらいじゃないか?という思いはある。

   分かった。がんばれ。

 

といった会話でした。

。。。本当にありがたいことですね。。。(感涙)

PMが「友人として」といった言葉を用いてくれたこと、

「(辞めるのが)遅いくらいじゃないか」と言ってくれたこと、

本当に救われました。心からホッとしました。

 

その後のワタシは、

PMに退職の意向を表明しオフィシャル化できたことで、

一緒に働くメンバーたちにも

「年齢的に最後のチャンスなので、新たなチャレンジをしたい。」

という退職理由を前面に出し、

なんとか理解してもらえるよう丁寧に説明する努力をし

退職の報告をさせてもらうのでした。

 

メンバーへの報告についても、

多大な残念の思いもいただきつつ、しっかりと聞いてもらえました。

自分で言うのもなんですが、主軸の一人として働けていたので、

ワタシが抜けることは、

現場のみんなに多大な迷惑をかけることになります。

しかし、身近な存在に感じてくれたからなのか、

それを理解してもらえて、そして応援してもらえて

非常にありがたかったです。(ここでも感涙)

 

本来ならここでの話をもっともっと厚めに書かせてもらいたいところですが

まだ後、三天王も残っているので、(苦笑)

次に行きます。

なお、

これからは基本的に引き留めの言葉を多大にいただく流れになっていきます。

 

 

2.所属会社で在籍しているグループの直属の上長

常駐エンジニアというのは、所属する会社の中の組織にも属している、

ということになります。

組織があるということは組織の長もいるということ、

俗にいう「上長、ラインマネージャー」ですね。

ですので、この方の承認も得なければなりません。

 

上長は

ワタシと歳が割と近くて 話しやすい気さくな方です。

出会いは3年前で、吸収合併した会社の方で

グループ再編後、上長と部下という関係になりました。

会う頻度は年間4、5回くらいでした。(希薄でしょ?)

 

会う目的としては

多くの会社でよくある(?)その年の自己目標の報告と、

その添削、そしてフィードバックの時くらい。

これが常駐ビジネスの良くないところの一つですよね。

上長との関係性の希薄さが、所属会社離れを起こす一つの要因です。

 

しかしこの上長、なにも別に悪い人ではありません。

上長自身も業務を抱えていますし、

部下たちの常駐先も別々に散らばる中、

部下たちにそれぞれ会いに行くというのは、なかなかに難しいことです。

 

さてさて、そんな上長と、打合せをセット、お話します。

突然の退職の表明に驚きを隠せない上長。

「なぜ辞めるのか。」

「なぜ働き続けられないのか。」

という当然の問いに、

過去のワタシ経緯とその時々の思いを説明させてもらいました。

 

ワタシは今の会社に勤めて16年以上経ち古参となった。

転勤や、強引な常駐先のひっぺがしなどがありつつも

会社の命令に従い、がんばって我慢して勤めてきた。(転職活動記02回ご参照

その経緯の中で、会社の体制はコロコロと変わり

(他社から来た社長がいたと思ったら、また別の他社の人が社長になってたり

コロコロ変わっていました。。。)

ワタシを転職に追いやったかつての上司もいつの間にやら居なくなる。

会社に翻弄されながらもやってきたワタシ。

同時にネガティブな思いが地層のように積み重なってきた。

ここで、

リセット(退職)してやり直し、再度新たにチャレンジしていきたい、

いい潮時なんだ、

との思いを話しました。

 

ワタシの話を上長は聞いてくれましたが

その返答としては

「気持ちとしては良くわかる。

(常駐ビジネスの)今の現場は抜けた方がいい。

常駐型システムエンジニアが嫌ならば、別の仕事もある。

今の会社なら、やりたい仕事に就くことができるから。。。」

 

と強く慰留されました。

上長がこういうのも、実は可能性としてありえました。

この退職表明した年の4月に

所属していたシステム開発会社は

別のシステム開発会社に買収・吸収される形でなくなったからなんです。

その新会社には

自社パッケージ製品もありましたし、

受託開発しているプロジェクトもありましたし、

常駐エンジニアとして働かなくても良い、

と上長は言っていたのです。

 

ただ、今のワタシには信じられませんでした。

確かに

自社パッケージ製品開発も受託開発もやっていますが、

実際のプロジェクトの割合・規模としては小さく、

大半のプロジェクトは結局、常駐エンジニア業務だからです。

 

もっと言えば、

ワタシは以前、受託開発させて欲しい旨を強く会社に懇願したこともあり、

一時期は受託開発もしていたのですが、

結局は、数ヶ月もしたら社内での仕事がない、

となって、常駐エンジニアにすぐ元戻り。

こんなことを3度ほど経験していたからです。

可能性はあくまで可能性であり、

常駐エンジニアとしての可能性もあるので、もう信じられませんでした。

 

とにかく、上長の長〜い慰留のお言葉を(笑)

有難く感じつつも、丁重にお断りするのでした。

 

 

はぁはぁ、

ようやく退職の意向の報告が2/4完了しましたね。。。

いつにも増して長い、過去最長じゃないでしょうかね。。

ここで前編終了となります。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。(感動)

いつも読んでいただけて大変光栄です。

こんな記事でもアナタのささやかな楽しみの一助になれたら幸いです。

心からの感謝を込めて。

 

次回後編は、

3.所属会社のプロジェクトの管理者

への報告からです。

 

【転職活動記:リンク】

【転職活動記】(00)プロローグ以前(ワタシのご説明) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(01)プロローグ(なのにプロローグ以前の話) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(02)働らくとも もたげるモヤモヤ感 - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(03)退職をようやく決意したワタシ - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(04)辞めるなら・・・抑えたいポイント - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(05)辞めたいと、妻に言ってみた - やらなきゃ→やりたいライフへの未知