やらなきゃ→やりたいライフへの未知

なんか幸せになりたい、なんて漠然に思う日々に気づいたことを書き綴ります。あなたに役立つ記事があればお互いラッキー♪

【転職活動記】(08)取り敢えず、辞めてみた

カテゴリー「転職活動記」の記事は、極めて私的ログです。

面白みも何も無い可能性があります。

極力読みやすいようには書くつもりなので、

アナタのおヒマな時や気が向いた時にでも読んでいただけたなら、うれしいです。

 

前回(

【転職活動記】(07)辞めますと、会社に言ってみた(後編) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

)は、

退職すると決めたワタシのこの時点でやるべきこと4つ

  1. 退職とやりたいこと探しの意向を家族(妻)に説明し協力のお願いをすること※クリア
  2. 退職の意を現場、常駐先、所属する自社に報告すること※クリア
  3. 退職の為の事務処理を進めること※次、ココ
  4. やりたいことを見つけること

の内の「2.退職の意を現場、常駐先、所属する自社に報告すること」を

完了したところでした。(Yes!)

 

次はもう

「3.退職の為の事務処理を進めること」

これはもう、淡々と進められる事務処理ですので、

漏れのないよう注意して進めます!

 

まずは現場、プロジェクトにて。。

 

ワタシの退職がオフィシャルにアナウンスされると

現場を離れるまでの間に

ワタシが保有する 引き継ぐべき

ナレッジ(その現場ならではの知識)や お仕事の内容・手順について

引き継ぎ資料として文書にまとめていきます。

勿論、普段の業務もまたありますから

引き継ぎ資料の作成は残業でカバーしました。

 

各ナレッジについて資料ができると、これは業務内にて

引き継ぎ先のメンバーと何度かに分けて 打合せを設けます。

メンバーに何とか理解してもらえるよう

画面を共有しながら、時に実際の操作をお見せしながら打合せを進めます。

そこで、不明点が出ればまた別途資料を作成し追加の打合せをしていく、

といったスタイルで進めていきました。

 

ワタシ自身は、

資料作成、打合せにモチベーションが下がることはなくできました。

ようやく退職ができることへの喜びが

心の中で次々湧いていた状態だったので、

残業したり、自分の時間を犠牲にしてでも

残されるメンバーに少しでもいいものを残したい、という一心でした。

(勿論、退職できる喜びや嬉しさを、打合せで出すようなことはしません。

残されたメンバーへの配慮の欠如は個人的には絶対避けたいですから。)

 

ただ難しかったのは

引き継ぎ先メンバーのモチベーションがそこまで高くないことです。

それもそのはず、

(引き継ぐ)情報として保持していた方がいい過去のナレッジは、

直近で何かすべきことがある訳でもないので

臨場感も緊迫感も生まれません。

解説する側のワタシとしても「暖簾に腕押し」感がありました。

 

とは言え、ワタシとしては

後でも振り返られるような分かりやすい資料を残す努力しかないと

気持ちを切り替えてやっていました。

 

最後の挨拶は、

プロジェクト内でこじんまりと行いました。

今までの多大な感謝と離れてしまう申し訳なさとを言葉にして

お礼の挨拶をしたのですが、

自分で振り返っても たどたどしかったです。。。(泣)

挨拶する大まかな内容しか決めずに臨んでしまったので

そこはもっと練習すれば良かったと後悔しています。。。ぐぬぬ。。。

 

 

所属会社とワタシとの関連では。。。

 

部長・グループ長から連絡が入ったのでしょう、

管理部の担当者の方から退職手続きについての打合せがありました。

ここでも会社が合併された関係上、

初対面の担当者の方とのやりとりでした。

担当者の方は、退職の手続きも慣れていることでしょう、

淡々とテキパキと

必要なタスクとスケジュールについてご説明をいただきました。

ちなみにこの方にも、

(普通の退職と違うんでしょうね、)

次の職が未だ決まっていない退職のワタシに

結構 驚かれていました。(苦笑)

 

打合せの内容は、

各事項におけるやるべきことの詳細事項の説明や、両者の確認事項を明確化するなどです。

  • 退職日の確認
  • 退職届の提出(郵送で。退職届のフォーマットが貰えたのはちょい笑えました。)
  • 住民税の支払い(通常、特別徴収(給与天引き)払い)はどうする?

   (ワタシは次が未定であったため自分での振込払いです。※)

  • 厚生年金(社会保険)継続を、妻の扶養家族として妻側の会社で継続するために退職証明書の発行お願い
  • 退職日までの勤怠入力(日次と週次をWeb上で勤怠入力していました。)
  • 保険証の返却
  • 社員証の返却
  • 名刺の返却
  • 貸与されているノートPCの返却
  • 今後のやりとりの連絡先
  • 今年度中の年末調整(後日郵送)

 

これらのやりとりなんですが、

全て郵送とオンラインでの手続きで済んでしまいました。

転職して入社してから16年以上勤めてきた会社ではあるものの、

買収されてしまった会社ではあるものの、

何ともあっけない手続き。。。

 

退職に踏み切るにあたり、

あれだけ思い悩み、ウダウダとした時間を要していたので

灌漑深いものと思ってたからか

拍子抜け、というか、アッサリしすぎて味気なく感じました。。。(笑)

 

その後日。

プロジェクトを離れ、有休消化中のとある一日。

ノートPCを返却しに本社(東京都は西新宿)に行きました。

返却自体、郵送でもOKだったのですが、

ワタシは、名残惜しかったのか、自分の気持ちを整理したかったのか、

何故か、本社に行きたくなり、手渡しの返却にしました。

 

随分と久しぶりの本社。

過去、合計すると1年と2、3ヶ月くらいは通ったことのある本社。

(あ、そうそう、元々の所属会社と 買収した側の会社は 同じビルなんです。)

久しぶりの新宿駅からの道のり。

以前通っていた時との風景の違いもありますが

何だか懐かしさが込み上げて来て、それを味わいながら歩きました。

 

執務室は、コロナ禍でリモートワーク推奨のため、ほぼ人はいませんでした。

が その中で出社している 退職報告もした所属グループの上長とご対面。

ご無沙汰してます と 改めて退職のご挨拶。

その後に世間話を一通り終えた後、遂にビルを出ます。

つい先ほどまで、ご縁のあったビル、

これからはもう来ることのないであろう 関係なくなったビル。。

 

改めて、見上げます。

 

ありがとうございました。

今まで、本当にありがとうございました。

感謝の念が自然と湧いてきます。

 

今までの福岡時代(2005年に転職したこの会社)から、

すっかり変わってしまったこの会社。

 

退職に踏み出すまでに 多くの時間を要してしまったのは、

ここで経験させてもらった

終わってみれば楽しかった思い出に縛られていたのかな、

と思いました。

 

入社当初数年、東京転勤後の最初三年、楽しかった日々。

もう、あの時の歳も、場所も、仲間も、様々な状況も

二度と同じ状況は来ない。

 

退職することで初めて、

ワタシは実はこの会社での思い出が大好きだったんだなぁ。。。

 

ビルを目の前にして、思いに気づきました。

 

そして、遂に、ワタシの前職でのお仕事が終わりました。。

今まで、ワタシ、本当によくがんばってきました。

大変なこともよく乗り越えてきました。

 

誰も褒めてくれなくとも、

自分だからこそ、

しっかりと自分を褒めてあげたいと思いましたし、

今、こうして書いているワタシはこの記事の先のミライのワタシですが

今までの働きは

再度振り返ってみてもよくがんばったと思います。

辞めて、本当に良かったです。

 

取り敢えず、辞めてみた。

そして、いろんな思い出、思いが胸に去来した。

感謝の思いを抱きつつも、

自分は新たな道、まだ見ぬ道・未知に進むことができるんだ、

という希望が湧いてきた。

 

 

これからどんな風になるのかは分からないけど、

ワタシにとって、いい決断・実行ができたと思います。

 

ここ数年こびりついていた、ネガティブなモヤモヤ感から

自身から湧き上がるポジティブエネルギーは枯渇していたけど

ようやく少し エネルギーが取り戻せた様な気がしました。

 

高らかにそびえ立つビルに背を向けます。

そして歩き出します。

もうこの見慣れた景色も、歩くと後ろに続くはセピア色の景色に。

帰り道とともに、新たな道に進むワタシ。

何だかとても充実感に満たされた帰り道なのでした。

 

3.退職の為の事務処理を進めること ※完了

ミッション・コンプリート!

ヤッタァーーーーー!!!(万歳!)

 

 

ということで、本記事は終了です。

毎度毎度の長文です。お疲れ様でした(笑)。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

読んでくださった優しいアナタはやはり最高です。

お互い、より良いミライ・より豊かな暮らしを創り出せますように。

 

さて次回は、

これからどうしようか。。。というお話です。

 

 

【転職活動記:リンク】

【転職活動記】(00)プロローグ以前(ワタシのご説明) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(01)プロローグ(なのにプロローグ以前の話) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(02)働らくとも もたげるモヤモヤ感 - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(03)退職をようやく決意したワタシ - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(04)辞めるなら・・・抑えたいポイント - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(05)辞めたいと、妻に言ってみた - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(06)辞めますと、会社に言ってみた(前編) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知

【転職活動記】(07)辞めますと、会社に言ってみた(後編) - やらなきゃ→やりたいライフへの未知