私は口下手です。
近親者たちとのおしゃべりは楽しいし、大好きです。
仕事でもお客さんとお話しすることも多く、そこそこ話も出来ます。が、こちらの方は全くのイマイチだと思っています。というのも上手く伝えられなかったり、良く気兼ねして言い淀んでしまうからなんですよね。
だからこそ、
私みたいな人は、言い方を持っておいた方が、あらかじめ準備しておいた方が、上手く伝えられることもあります。
そこで役立つのが「できる大人のモノの言い方大全」
私の場合は「8章 世渡り上手は角をたてずに「自己主張」できる!」を時折見返しています。そして声に出して音読しています。
『イヤな印象を与えない上手な「エクスキューズ」』
- 大変申し上げにくいのですが
- 私の記憶違いかも知れませんが
- 間違っていたらごめんなさい
『言いにくいことを言うときの「前置き」』
- お言葉を返すようですが
- 大筋では、そうかもしれませんが
- おっしゃることはよくわかりますが
- 二、三、質問してもよろしいでしょうか
(他の言い方も多数あり。)
本書はこのような感じで
他にも様々な細かい多くのビジネスシーンに、適切な、妥当な、「使い回しできる」言い方と、その言い方のニュアンスだったり注意点だったりが列挙されているノウハウ本になります。
タイトルにある「できる大人」という言葉は、心配りができる、といったニュアンスで使われていて、私のようにビジネス会話で心配りを気にする人にとっては、ちょうどいい本だと思います。
繰り返しになってごめんなさい ですが、
本書の読み方は、各種シーンに居合わせた状況を想像し、セリフのように気持ちを込めて読んでみる、といったことがオススメです。私の場合には有益で割とリアルな状況になっても出て来やすかったりします(笑)。
ビジネス会話が上手な人はこうした本に頼らず、自前でこしらえているんでしょうね。めちゃめちゃすごいことだと思います。
がしかし、私は私。
口下手なら言い方を常備
これ、重要ですね。
追伸:
気兼ねなくズバズバ言える人にある種の羨ましさもありますが、結果的に気遣いが出来ずに損しちゃってることもあるんじゃないかな、って思うんですけどね。私だけかも知れませんけどね。