やらなきゃ→やりたいライフへの未知

なんか幸せになりたい、なんて漠然に思う日々に気づいたことを書き綴ります。あなたに役立つ記事があればお互いラッキー♪

【気づき】【本】結論先行が親切(1分で話せ)

転職活動で一次面接を受けさせていただくも、結果が惨憺たる結果に。

(選考結果「見送り」の連打。。。)

自分のやり方変更を余儀なくされた私。

本屋でさまよい、すがる思いでとった本が「1分で話せ」でした。。。

「1分で話せ」

秋深まりつつも、寒いけどそこまでは寒くないそんな2021年10月。

アナタはいかがお過ごしでしょうか。

私は転職活動真っ只中です。

(この記事のUPは11月入ってますけどね。)

 

転職活動記の詳細は別記事にてストーリー仕立てで書かせてもらう事として(笑)

複数の求人企業に応募エントリー。その内、いくつかの企業から

晴れて書類選考通過を得て、一次面接の運びに。

私の初戦とも言うべき最初の企業は、奇しくも志望順位第2位の企業。。。

しかしながら

「速攻内定出ちゃうんじゃないっ!?」

知らぬが仏の私、少しは自信がありました。

というのも、私の売りの一つがコミュニケーション、ノリの良さです。

人と接しながら進めるお仕事の上で、

誠実に対応することが、仕事がうまくいくことだという、

真理というか私の信念があります。

なので、

面接の場で 雰囲気の良さを伝えられさえすれば、

内定は行けるんだと勝手に思っていました。

さぁ、いざ、面接!

やはり初戦。心臓バクバクしているのが脳内でも分かります。

いい歳して緊張してんなぁ、ワタシはぁ〜。

心の中で毒づきながらも、人生かかってますから、

自分なりにがんばりました、がんばれました!

面接官の方もウンウン頷きながら、私の話を聞いてくださっていたし、

私の方も、面接官の貴重なお時間をいただいているからこそ、

少しでも言葉を紡いで、ほんの少しでも私の理解の助けになれれば、

と、一生懸命にお話できました。

そして面接終了。

終わってみれば、色々ノリ良く話せたし、面接の場の雰囲気も良かったし、

自分の良さもそこそこ伝わったんじゃない?、

なんて手応えjを感じつつ

選考結果。

 

結果「見送り」。。。

 

「出鼻をくじかれる」とはこういったことでしょう(苦笑)。

この結果に巻き込まれた訳では無いのですが、

その後、他の企業の一次面接でも連続落選が続きました。。。(泣)

 

転職エージェントさん経由で知り得た落選理由の多くは以下のようなものでした。

とても温和なお人柄で、そこは高いご評価も
終始 お話が冗長で分かりにくく、

企業様は非エンジニアを交えたコミュニケーションが多いため

説明能力の観点から不足を感じられたとのこと。

 

私がお仕事をする上で大切にしている誠実に対応といった点は伝わりつつも

言葉を重ねることが、誠実さではなく逆効果に受け取られていました。

まるで、今までの自分自身の仕事ぶりを否定されたように感じられて、

かなりショックで落ち込みました。。。

そして本当分かってないなぁ、企業側は。と企業に対して怒り思っていました。

 

ただ、

こうも連続で落ち続けると

自分の中で納得はいかないものの

「流石にスタイルを変えていかない限り、この先、無理だな。」

ポンコツな私でもようやく思い至ります。

転職エージェントさんからも言われていた、

面接での話し方の基本として

結論から話すことの重要性

こと、限られた時間での面接の場では特に増す必要性。

痛みを伴いながらも、感じ始めていきました。。

 

そこで、

心のダメージの深手を負ったまま、取り敢えず近所の本屋さんに向かいます。。

本当は4駅ほど離れた大型書店に行きたかったのですが、

面接のスケジュールも詰まっていたので

近所の本屋さんで手を打ちます。

狭い本屋内でも彷徨い、

私の置かれた状況に対するアンサー、この局面を打開できるヒントになる本はないか

迷い探しながら一つの本に出会いました。

 

「1分で話せ」

 

この本を開くと開口一番

「次の2つの言葉を比べてみてください。」

とあり、2つの文章の塊が並べられています。

1つ目。

「これ、以前に〇〇さんが担当していた商品と似ているのですが、30代女性をターゲットとした商品です。〇〇さんが担当していたものとの違いですが、一応あれも結構売れたのですが、それと違いをつくらないといけないなと思いまして。さて、違いですが、ツイッターでも人気の〇〇氏というイラストレーターさんのイラストをパッケージに入れたいと思っています。〇〇氏は、以前の商品を昔使っていたようでして、ご自身のインスタグラムでも紹介していました。だから、8割方はお受けいただけるのではないかと思っています。

もう一つ、前回からどう新しさを出していくかという点ですが、前回とは違った顧客層をイメージしておりまして。今回は以前より健康志向の人を取り込みたく、科学的にも実証された成分を入れて、より意識の高いユーザーに手に取って貰えたらと思っております。」

 

2つ目。

「わが社のロングセラー商品をベースに、パッケージデザインを改良し、成分の改善を加えて、30代女性をターゲットにさらなる売上増をねらった商品です。」

 

さて、どちらがわかりやすいでしょうか。

って、そりゃ後者の2つ目でしょっ!

 

!?

あ、あぁ。。。。

どうやら、私は、大きな考え違いをしていたようです。。。

私が良かれと信念を持って紡いだ言葉たちはみな、

面接官や聴き手のみんなに対して

いかに難解さを無理強いしていたのか。。

 

1つ目の方、

個人的にはすごいよく共感できるんですよね。

だって、全方位に優しさが感じられる。

気遣いがたくさん入っていると思います。

ただ、その気遣いの修飾言葉も思いやりの押しつけにしか過ぎず

加えて、目の前の聴き手を本当に思いやれていない。。

 

では、

どうしたら聴き手により良く伝わるんでしょう?

勿論この本は教えてくれます。

 

  1. 結論(〇〇です。)
  2. 根拠(△△だからです。)
  3. 具体例(具体的に言うと□□なことがあったからです。)

の3連コンボでお話しすることです。

私は会話の中で

□□なことがあって、(具体例)

△△だから、(根拠)

〇〇です。(結論)

と逆の流れで話していました。

でも、文章ならともかく、会話の場合じゃ伝わりづらい。

私が聴き手だとして、私の脳スペックだと

確かに具体例の部分から結論の部分に至った時には既に、

具体例の話が漏れちゃってること多いし(号泣)

会話の中で

「〇〇です。」は聞き逃しちゃいけないけど、

「△△だから。」とか「□□なこと」は聞き逃してもいい安心感もある(笑)。

だって大切なのは結論なので。

そうかぁ〜。

話し方の本当の優しさを知れたと同時に

自分の思う優しさが勘違いだったという間違いに

後悔の念が拭えないのでした。。。

 

なお、

このやり方に変えて面接に臨むと徐々に

一次面接通過をもらえるようになっていきました。

その話はまた別の記事にて。

 

結論先行の方が本当は親切だったんだと、

今更気づいた今日この頃です。

 

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